2011年 06月 19日
味噌汁たちの休日
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モトクロッサーは基本的にハンドル周りにウインカーやらホーンのスイッチなんてついていませんが(エンデューロレーサーはセルスターターがついてるのかもしれませんが)、唯一の電装スイッチがキルスイッチです。
以前、最低限必要な分以外の配線・スイッチ類を全て取り除いて本格的なK90モトクロッサー計画の始動により、公道仕様にしてアンティークスカフェやTRカンパニーに自走で顔を出して「この90ccで群馬から来たの!?すごいねー!!」「ビジバイでもこうやっていじると結構かわいいよねー」とチヤホヤされる計画を同時に断念することになったわけですが、やはりモトクロッサーなので最低でもキルスイッチは欲しいところです。
ということで、つけました。スイッチはCRから拝借。
取り付けに関しては元々キルスイッチの機構がない設計であることに加え、僕が全く電気の知識がないので二日くらいいろいろ試してようやく完成です。
初めからキルスイッチがあれば苦労しなくてよかったのですが、キルスイッチがないなんてスズキはK90をモトクロッサーに改造するユーザーの事は完全に無視してるようで全く遺憾です。
配線図。書き方間違えているかもしれませんが、僕にはわかるので問題ありません。
K90はイグニッションコイルとCDIがユニットになっている(はずの)便利仕様です。
さてそんなK90を気味の悪い青色をしたミニキャブに積み込み、2011年6月18日に埼玉県某市のコンビニから
BMXの男を追うこと数分、
でかい車のある某宅に行きました。
でかい車の内部。
ちょっとした1Kのアパートと同じくらい広い。
なんと車の中に流し台!左にはカバーしてますがトイレも!もはや中長距離用通勤列車並の設備。
スウェーディッシュのこちらは冷蔵庫。
この車、燃費がリッター2キロとのことで、桐高レーシングのキャプテンTさんの某車両と同レベルの燃料タンクだった場合は1キロ毎に給油という計算ですね。
一応現時点では100リッターの燃料タンクがついているみたいですが、それでも200キロしか走れないという超スパルタンマシンです。昔はこれでスーパーマーケットに買い物に行っていたというからもはや笑うしかありません。
新造したガレージの中には
CBX1000に憧れた当時高校生の汁氏が初めて購入したマシン、マメタン。すがやチャンバー付き。
現在彼のモトクロスでのメインマシンであるRMエンジン搭載のハスラーはこの車両にエンジンスワップする目的で購入されたものです。
並ぶ3気筒。
手前のGB250クラブマンは虫取り網立て掛け専用マシンとして活躍。
奥から高性能デュアルパーパスツアラー、RZ250R。ダートの林道(マップルで赤白の破線の道)もガンガン攻めます。
その手前には面白くない度がダントツでナンバーワンの最近買ったよくわかんない変なスクーター。
そしてよくわかんない変なスクーターの登場により出番がなくなりそうな気さえするベスパ。去年2010年10月のゲロモトクロスの会場にこれで登場して、会場内のドロ具合を恐れて入口手前で停めていたものの、「中いれちゃいなよ!」「俺、会場の中まで運転してっていい!?」「やべー!全然グリップしねえwww」とか言うわけわかんない青いミニキャブ野郎に会場インさせられて見事泥まみれとなった可愛そうなバイクです。その節はほんとすみませんでした。
汁氏を拾い、TRカンパニーで2階のパーツを漁り、しばらく西に走ること30分、
StupidCrownに到着。まさか本当に路地裏にあるとは。でも近くまでいったら変な電波が飛んでいたのですぐにわかりましたよ。
K90を降ろします。
用件はこちら。
まず、上がK90フリークの読者のみなさんならご存じ、K90純正マフラーです。
このマフラーがモトクロスをやる上では癌となり、リアサスの延長を妨げ、ステップの接地を促し、果てには「K90はACTSの耐久でみんなが乗るバイクでいいや。俺はXL125でも買おう。あ、ゆーきくん、通勤用にバイク欲しいなら譲るよ?リアキャリアもあるし、高年式で燃費もいいしね。え?ACTSの耐久?なにそれ?」と思わせる原因の1つとなっていたわけです。
それで下の黒いマグロがMUNEさんから譲っていただいてずーっとそのままになっていた詳細不明のチャンバーです。職人さんのワンオフで、ランペットとかそのへんの車両用ではないかとの話ですが、
イメージとしてはこうなります。
そうです、用件はチャンバーの加工依頼です。
StupidCrownでは普段こういった加工は承っていないのですが、僕ら(主に僕)がブログやらミクシィでK90にブーブー文句垂れている姿を見かねて、お忙しいのにも関わらず今回は特別に加工をしていただけるとのお取り計らいです。本当に助かります。
K90の社外チャンバーは現在発売されていません。ルーニーがK50用を出していますが、残念ながら50と90のエンジンではエキパイの接続方法が違うので加工が必要となる上に、モトクロスでダウンチャンバーはあまりよろしくないです。ハスラー90あたりは純正でダウンですが、やはりボコボコになるようです。
加工なし・ポン付けでK90に装着できるもので比較的容易に入手できるものはバンバン90のマフラーしかないようですが、この選択肢の少なさが若者のK90離れを加速させているといっても過言ではないでしょう。
MUNEさん、よろしくおねがいします!タンクキャップにカギをしていないので、砂糖の取り扱いだけには充分気をつけてください。
以上が土曜の話で、翌日の日曜は
河川敷でモトクロスです。画像はヘビをみつけて大ハシャギの汁氏。
「やべー!ヘビだ!かわいい!」
この時がテンションピークです。
というものの、
コースがどこだかわからなくなっていました。
比較画像。上の画像は2~3月。同じ場所です。
それでも数ヶ月前に楽しんだあのコースの軌跡を探しに突入すると
やっぱりダメです。
草の中を走ってるようにしか思えないのでもう過去の事は忘れ、普段は入らない奥のエンデューロコースに入るも、巨大なギャップや砂地に体力を奪われ早々に退散です。
草の伸びが落ち着く秋口までは大人しく川越に行くことにします。
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以前、最低限必要な分以外の配線・スイッチ類を全て取り除いて本格的なK90モトクロッサー計画の始動により、公道仕様にしてアンティークスカフェやTRカンパニーに自走で顔を出して「この90ccで群馬から来たの!?すごいねー!!」「ビジバイでもこうやっていじると結構かわいいよねー」とチヤホヤされる計画を同時に断念することになったわけですが、やはりモトクロッサーなので最低でもキルスイッチは欲しいところです。
ということで、つけました。スイッチはCRから拝借。
取り付けに関しては元々キルスイッチの機構がない設計であることに加え、僕が全く電気の知識がないので二日くらいいろいろ試してようやく完成です。
初めからキルスイッチがあれば苦労しなくてよかったのですが、キルスイッチがないなんてスズキはK90をモトクロッサーに改造するユーザーの事は完全に無視してるようで全く遺憾です。
配線図。書き方間違えているかもしれませんが、僕にはわかるので問題ありません。
K90はイグニッションコイルとCDIがユニットになっている(はずの)便利仕様です。
さてそんなK90を気味の悪い青色をしたミニキャブに積み込み、2011年6月18日に埼玉県某市のコンビニから
BMXの男を追うこと数分、
でかい車のある某宅に行きました。
でかい車の内部。
ちょっとした1Kのアパートと同じくらい広い。
なんと車の中に流し台!左にはカバーしてますがトイレも!もはや中長距離用通勤列車並の設備。
スウェーディッシュのこちらは冷蔵庫。
この車、燃費がリッター2キロとのことで、桐高レーシングのキャプテンTさんの某車両と同レベルの燃料タンクだった場合は1キロ毎に給油という計算ですね。
一応現時点では100リッターの燃料タンクがついているみたいですが、それでも200キロしか走れないという超スパルタンマシンです。昔はこれでスーパーマーケットに買い物に行っていたというからもはや笑うしかありません。
新造したガレージの中には
CBX1000に憧れた当時高校生の汁氏が初めて購入したマシン、マメタン。すがやチャンバー付き。
現在彼のモトクロスでのメインマシンであるRMエンジン搭載のハスラーはこの車両にエンジンスワップする目的で購入されたものです。
並ぶ3気筒。
手前のGB250クラブマンは虫取り網立て掛け専用マシンとして活躍。
奥から高性能デュアルパーパスツアラー、RZ250R。ダートの林道(マップルで赤白の破線の道)もガンガン攻めます。
その手前には面白くない度がダントツでナンバーワンの最近買ったよくわかんない変なスクーター。
そしてよくわかんない変なスクーターの登場により出番がなくなりそうな気さえするベスパ。去年2010年10月のゲロモトクロスの会場にこれで登場して、会場内のドロ具合を恐れて入口手前で停めていたものの、「中いれちゃいなよ!」「俺、会場の中まで運転してっていい!?」「やべー!全然グリップしねえwww」とか言うわけわかんない青いミニキャブ野郎に会場インさせられて見事泥まみれとなった可愛そうなバイクです。その節はほんとすみませんでした。
汁氏を拾い、TRカンパニーで2階のパーツを漁り、しばらく西に走ること30分、
StupidCrownに到着。まさか本当に路地裏にあるとは。でも近くまでいったら変な電波が飛んでいたのですぐにわかりましたよ。
K90を降ろします。
用件はこちら。
まず、上がK90フリークの読者のみなさんならご存じ、K90純正マフラーです。
このマフラーがモトクロスをやる上では癌となり、リアサスの延長を妨げ、ステップの接地を促し、果てには「K90はACTSの耐久でみんなが乗るバイクでいいや。俺はXL125でも買おう。あ、ゆーきくん、通勤用にバイク欲しいなら譲るよ?リアキャリアもあるし、高年式で燃費もいいしね。え?ACTSの耐久?なにそれ?」と思わせる原因の1つとなっていたわけです。
それで下の黒いマグロがMUNEさんから譲っていただいてずーっとそのままになっていた詳細不明のチャンバーです。職人さんのワンオフで、ランペットとかそのへんの車両用ではないかとの話ですが、
イメージとしてはこうなります。
そうです、用件はチャンバーの加工依頼です。
StupidCrownでは普段こういった加工は承っていないのですが、僕ら(主に僕)がブログやらミクシィでK90にブーブー文句垂れている姿を見かねて、お忙しいのにも関わらず今回は特別に加工をしていただけるとのお取り計らいです。本当に助かります。
K90の社外チャンバーは現在発売されていません。ルーニーがK50用を出していますが、残念ながら50と90のエンジンではエキパイの接続方法が違うので加工が必要となる上に、モトクロスでダウンチャンバーはあまりよろしくないです。ハスラー90あたりは純正でダウンですが、やはりボコボコになるようです。
加工なし・ポン付けでK90に装着できるもので比較的容易に入手できるものはバンバン90のマフラーしかないようですが、この選択肢の少なさが若者のK90離れを加速させているといっても過言ではないでしょう。
MUNEさん、よろしくおねがいします!タンクキャップにカギをしていないので、砂糖の取り扱いだけには充分気をつけてください。
以上が土曜の話で、翌日の日曜は
河川敷でモトクロスです。画像はヘビをみつけて大ハシャギの汁氏。
「やべー!ヘビだ!かわいい!」
この時がテンションピークです。
というものの、
コースがどこだかわからなくなっていました。
比較画像。上の画像は2~3月。同じ場所です。
それでも数ヶ月前に楽しんだあのコースの軌跡を探しに突入すると
やっぱりダメです。
草の中を走ってるようにしか思えないのでもう過去の事は忘れ、普段は入らない奥のエンデューロコースに入るも、巨大なギャップや砂地に体力を奪われ早々に退散です。
草の伸びが落ち着く秋口までは大人しく川越に行くことにします。
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by misosiller
| 2011-06-19 21:18
| K90MX