2011年 08月 02日
決戦はいつの日も雨
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2011年7月30日、31日に渡り開催されたビンテージモトクロスミーティング DIRT ACTS UNION第二戦に参加してきました。遂に本番です。
去年の夏、TRカンパニー矢部メカに誘われてACTSの4時間耐久に初ダートで初参加して、ミニ耐久用のバイクつくって参加したい!とおもったあの日から1年。やっとこの日が来ましたが、今年に入ってからツーリングの予定が雨でおじゃんになる確率80%のわたくしもりたの参加。同じく今年から雨男化したと自称するCB400フォアのW氏。極めつけに昨年2010年10月のACTSをゲロクロス化させ、数々のSRミーティングを雨模様に変えさせた伝説の雨男AntiquesCafe店主、RYUJIさんも参加と、雨男のトリプルパンチですから雨が降らないわけがありません。
あとあいつのせい。7月半ばに日本にきたでっかい台風。動き遅いし、雨すごいし、上陸するのかと思ったらしないし、おまけに台風一過もないという、ネチネチとしたクソキモ台風です。あれが日本に来てから今年の夏の気候おかしくなってます。比例して冬大嫌い夏大好きのわたくしもりたのモチベーションも下降気味です。
台風のせいで露出も狂ってます。
カメラを構えるのはRYUJIさん。彼もSTUPID CROWNのMUNE肉長が率いる魚肉スピードのメンバーです。
K90も魚肉スピードのテントにお邪魔してます。魚肉の車両達の寝方のバラバラさ加減が毎度いい雰囲気です。
汁氏のRMエンジン搭載ハスラーにはホームセンターでよく見るコック
そして100円ショップのマナ板ゼッケンプレートと若者の流行に敏感な汁氏のセンスを匂わせます。
路面は前回と似たようなもんです。真っ直ぐ走らない、轍だらけ、水たまり、坂での渋滞、パドックでは車体からのドロの掻き出し。しかも前回に増して今回はエンデューロチックなコースになっていたのでドロが乗るわ詰まるわ藁が発酵してて臭いわ。
参加予定だったみのるさんと友人のFさんが参加できなくなってしまったので、助っ人としてXatta氏が駆けつけてくれました。
病院に入院してる10歳の少年に「ミニ耐久で必ず表彰台に立つから君も諦めずにがんばるんだぞ」という約束をしてしまったから協力してくれ、という嘘をついたら簡単に参加してくれました。
初モトクロスでゲロマディ、しかもコースはエンデューロ風という最低な条件でも楽しんで走ってくれたようです。唯一の救いはマシンがCRFに匹敵する超高性能を有していたということくらいでしょうか。きっとあのマシンでなかったら彼は今頃骨になっていたはずです。
僕、Xatta氏、鉄砲玉汁という順番で回していましたが、
コース奥でついに死亡。汁氏が乗車中に異常な回数のエンストが発生。鬼キックでなんとかエンジン始動するも、10メーター進んでエンストというゲッソリパターンを繰り返した挙げ句、最終的にキックが降りなくなりました。ちーん。みそしるずの夏終了。
汁氏とK90の脇で黄昏れていると、我々の脇を魚肉カブに乗るW氏が笑顔で通過。なに笑ってんだこの野郎!とかおもってたらこのカブも数分後に死亡。こちらはクラッチだそうです。
休憩の合間を縫ってK90をコースから引っ張り出し、試しにキックしてみると、おお、降りるぞ!
ということで一回いろいろ考えてみる、やってみる、の図。知識も経験もないぼくはただ傍観してカメラで写真を撮ることしかできませんでしたが、この写真を撮った直後に文句を言われたのは言うまでもありません。
結果、魚肉スピードの肉長MUNEさんの力を借りて復活!原因はシリンダーへのドロの堆積でオーバーヒートしてそのまま齧り付きではないかとのことで、まあ走れるからよし。Tシャツ短パンに着替えて完全に観戦モードだったので急いで着替えて再度コースイン。みそしるずの夏は終わっていなかった・・・!3人で5~6週したところですぐにチェッカーとなり延べ一時間も走っていませんが、とりあえずなんとか完走。
44台中35位という結果でしたが、魚肉スピードは37位だったので事実上勝利。
公約であるK田さんのエンフィールドのタンクが他界する日も近いようです。
K田さんに「今回はうちのカブがリタイアだったからまた次回改めて勝負だねー!」と帰り際すごくさわやかに言われたけどちょっとなんのことだかよくわかりません。ハンマーいつでも貸すから言ってくださいね。
さてこの後は汁、Xatta氏、W氏の4人で会場にテント泊。翌日は魚肉スピードの面々や、CR、RM等の本格モトクロッサーからスズキ4気筒GS750、ヤマハYA-1、ランブレッタの走りも楽しめましたが、なんとK90修理中の写真を撮ったあとにカメラを紛失。
つきまして、
せっかくのマディコースだし、ビフォーアフターでどれだけ汚れるか比較しよう!と、撮って貰ったこの画像ももはや利用価値がありません。
カメラは帰宅後に無事車の中から出てきましたが、当日の画像は終了です。近いうちにMUNE肉長のブログや、みそしるず鉄砲玉のYU-KIくんのブログで楽しい当日の様子がアップロードされるはずです。お見逃し無く。特にYU-KIくんに至っては当日の出走車両や走行画像、K90の修理中の詳細な画像と説明及び考察と今後の対策、また雨に打たれながらも楽しいテント泊の様子や翌日の迫力あるスプリントの様子のあますことのない紹介、そして日本のVMXの今後の展望や、より一層の活性化についての提案等がアップロードされるはずです。是非ブックマークしましょう。
ちなみに二日目の31日のノービスとジュニア90にエントリーしていましたが気候と、ちょっとめんどくさい理由で出走は取りやめました。
次回最終戦は10月16日。最終戦では万が一今回のようなマディでも問題なく完走できるようにK90にプロペラをつけて空中を走るマシンに仕上げて挑む予定です。どんな急な坂でもフープスでもこれでオーケー牧場。
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去年の夏、TRカンパニー矢部メカに誘われてACTSの4時間耐久に初ダートで初参加して、ミニ耐久用のバイクつくって参加したい!とおもったあの日から1年。やっとこの日が来ましたが、今年に入ってからツーリングの予定が雨でおじゃんになる確率80%のわたくしもりたの参加。同じく今年から雨男化したと自称するCB400フォアのW氏。極めつけに昨年2010年10月のACTSをゲロクロス化させ、数々のSRミーティングを雨模様に変えさせた伝説の雨男AntiquesCafe店主、RYUJIさんも参加と、雨男のトリプルパンチですから雨が降らないわけがありません。
あとあいつのせい。7月半ばに日本にきたでっかい台風。動き遅いし、雨すごいし、上陸するのかと思ったらしないし、おまけに台風一過もないという、ネチネチとしたクソキモ台風です。あれが日本に来てから今年の夏の気候おかしくなってます。比例して冬大嫌い夏大好きのわたくしもりたのモチベーションも下降気味です。
台風のせいで露出も狂ってます。
カメラを構えるのはRYUJIさん。彼もSTUPID CROWNのMUNE肉長が率いる魚肉スピードのメンバーです。
K90も魚肉スピードのテントにお邪魔してます。魚肉の車両達の寝方のバラバラさ加減が毎度いい雰囲気です。
汁氏のRMエンジン搭載ハスラーにはホームセンターでよく見るコック
そして100円ショップのマナ板ゼッケンプレートと若者の流行に敏感な汁氏のセンスを匂わせます。
路面は前回と似たようなもんです。真っ直ぐ走らない、轍だらけ、水たまり、坂での渋滞、パドックでは車体からのドロの掻き出し。しかも前回に増して今回はエンデューロチックなコースになっていたのでドロが乗るわ詰まるわ藁が発酵してて臭いわ。
参加予定だったみのるさんと友人のFさんが参加できなくなってしまったので、助っ人としてXatta氏が駆けつけてくれました。
病院に入院してる10歳の少年に「ミニ耐久で必ず表彰台に立つから君も諦めずにがんばるんだぞ」という約束をしてしまったから協力してくれ、という嘘をついたら簡単に参加してくれました。
初モトクロスでゲロマディ、しかもコースはエンデューロ風という最低な条件でも楽しんで走ってくれたようです。唯一の救いはマシンがCRFに匹敵する超高性能を有していたということくらいでしょうか。きっとあのマシンでなかったら彼は今頃骨になっていたはずです。
僕、Xatta氏、鉄砲玉汁という順番で回していましたが、
コース奥でついに死亡。汁氏が乗車中に異常な回数のエンストが発生。鬼キックでなんとかエンジン始動するも、10メーター進んでエンストというゲッソリパターンを繰り返した挙げ句、最終的にキックが降りなくなりました。ちーん。みそしるずの夏終了。
汁氏とK90の脇で黄昏れていると、我々の脇を魚肉カブに乗るW氏が笑顔で通過。なに笑ってんだこの野郎!とかおもってたらこのカブも数分後に死亡。こちらはクラッチだそうです。
休憩の合間を縫ってK90をコースから引っ張り出し、試しにキックしてみると、おお、降りるぞ!
ということで一回いろいろ考えてみる、やってみる、の図。知識も経験もないぼくはただ傍観してカメラで写真を撮ることしかできませんでしたが、この写真を撮った直後に文句を言われたのは言うまでもありません。
結果、魚肉スピードの肉長MUNEさんの力を借りて復活!原因はシリンダーへのドロの堆積でオーバーヒートしてそのまま齧り付きではないかとのことで、まあ走れるからよし。Tシャツ短パンに着替えて完全に観戦モードだったので急いで着替えて再度コースイン。みそしるずの夏は終わっていなかった・・・!3人で5~6週したところですぐにチェッカーとなり延べ一時間も走っていませんが、とりあえずなんとか完走。
44台中35位という結果でしたが、魚肉スピードは37位だったので事実上勝利。
公約であるK田さんのエンフィールドのタンクが他界する日も近いようです。
K田さんに「今回はうちのカブがリタイアだったからまた次回改めて勝負だねー!」と帰り際すごくさわやかに言われたけどちょっとなんのことだかよくわかりません。ハンマーいつでも貸すから言ってくださいね。
さてこの後は汁、Xatta氏、W氏の4人で会場にテント泊。翌日は魚肉スピードの面々や、CR、RM等の本格モトクロッサーからスズキ4気筒GS750、ヤマハYA-1、ランブレッタの走りも楽しめましたが、なんとK90修理中の写真を撮ったあとにカメラを紛失。
つきまして、
せっかくのマディコースだし、ビフォーアフターでどれだけ汚れるか比較しよう!と、撮って貰ったこの画像ももはや利用価値がありません。
カメラは帰宅後に無事車の中から出てきましたが、当日の画像は終了です。近いうちにMUNE肉長のブログや、みそしるず鉄砲玉のYU-KIくんのブログで楽しい当日の様子がアップロードされるはずです。お見逃し無く。特にYU-KIくんに至っては当日の出走車両や走行画像、K90の修理中の詳細な画像と説明及び考察と今後の対策、また雨に打たれながらも楽しいテント泊の様子や翌日の迫力あるスプリントの様子のあますことのない紹介、そして日本のVMXの今後の展望や、より一層の活性化についての提案等がアップロードされるはずです。是非ブックマークしましょう。
ちなみに二日目の31日のノービスとジュニア90にエントリーしていましたが気候と、ちょっとめんどくさい理由で出走は取りやめました。
次回最終戦は10月16日。最終戦では万が一今回のようなマディでも問題なく完走できるようにK90にプロペラをつけて空中を走るマシンに仕上げて挑む予定です。どんな急な坂でもフープスでもこれでオーケー牧場。
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by misosiller
| 2011-08-02 00:15
| K90MX