2012年 02月 29日
猛烈味噌汁狂詩曲
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昨年2011年の暮れ、ビジクロス界隈に衝撃をもたらしたK90のヤッテモータシートですが、こう、毎日見てると「あれ、シート、意外と普通じゃね?」みたいな気分になってくるのが不思議です。
とりあえず代替品が手に入ったのでシートに関してはモウマンタイです。
タックロール入り、赤く赤く光るアンタレスのような深紅のシートです。
さて、3月25日に控えるACTS第一戦までついに一ヶ月を切ってしまったので、ぼちぼち日常にK90という概念を組み込んでいかねばなりません。
懸念されていた別件(ライブやイベント)が(今のところ)ACTSと被らないのでACTSエントリー(の方向)で動いています(今のところね)。
まずは耐久レースを初めとして、時折必要になるニュートラルランプの設置事業から着手です。兼ねてから世論の要望があったのですが、ようやく国家規模での予算の確保ができました。この予算確保のしわ寄せで消費税率が上がってしまうことについては甚だ遺憾であり残念ですが、これはもう仕方ありませんよ。
K90はロータリーミッションなのでトップ→N→ローギアの地獄コンボが発生してしまう仕組みです。ニュートラルランプがあれば地獄コンボの予防にもなりますが、それよりも耐久レースでの一時停止時にギアの位置がわからなってしまうことの予防の意味合いが強いです。今までにK90を何人かに貸しましたが、地獄コンボは皆さん懸念するものの、なんだかんだでほとんど発動していないようです。発動させたのはまだ僕くらいなもんでしょう。
まずは配線を適当に繋いだり切ったりしながら、この色とこの色はダメー、はいこれとこれもダメー、んー・・これとこれだと・・お、点いた!というように決して失敗の許されない、極めて慎重な作業を繰りかえします。気分はC4を解除するレインボーシックス。
繋ぐ配線が判明したところでギボシ嵌め。このギボシ嵌める作業好きなんです。
どうでもいいけどギボシってデュクシみたいですね。
呼吸をするのも忘れるほどの緊張感を背負って行ったニュートラルランプの適当な接続が終わったら次はステー作りです。
3mmアルミ板を贅沢に使い、完成。
画像二枚目の左のほうに書いてある文字は上記作業の配線の接続の際に用いた特殊暗号。
このあたりが妥当でしょうか。
点灯!ウフフ!オッケー!たこやき!
ということで珍しく役に立つ作業でした。
続いては2011年最終戦以降、ほとんどK90に触ってなかったので分解清掃に入ります。
恒例の、K90をじっくりいじるとなにかしら部品が破損するジンクスは2012年の今も尚健在。今回の犠牲はチョークレバー。でも破損はこの部品だけで、他は順調に分解清掃が進みます。
フロント周り、ハンドル周りの分解清掃終了して、次にリア周りに目をこらすと
いない!2つも!ACTSのときに無くしたのだろうか・・・探しにいかないと・・・
というのは大袈裟で、実は前々からスポークが死ぬほど緩んでいたので想定内です。タイヤ外すのが億劫で放置してました。いいんですかねこんな調子で。まあどうせニップルはチューブとリムに挟まれて気持ちよく寝てますよ。
作業にかかりますが、MXタイヤの交換ってなんでこんなに骨が折れるん。また延べ2時間くらいかかりました。そんでもってなんでこんなに砂はいってるん。穴があったからですね。
これをご覧の皆さんは愛車のニップル外れていませんか。掃除がえらい大変になりますよ。
とまあ、無事にニップル2つを回収して(予想通りタイヤの中から出てきました。ざまあみろ)、初のリムの振れ取りに挑戦します。
が、ニップルとスポークのネジ山に泥がビッシリついていて大変なことになりそうなので、全て外して一度洗うことにします。
並べると結構量ありますね。
みそしる号のリア14インチホイールはK90純正ではなくミニクロのものなので、いわゆる年代物です。それでもまだまだ機能は果たしてくれるでしょう(現に今まで走れてましたし)。とりあえずこれらは近々パーツクリーナー攻めです。
さあ、というわけで、果たしてもりたは勢いでバラしたリアホイールを無事に組み上げることができるのか。はたまた再び桐高レーシングやTRカンパニーに助けを乞うハメになるのか。
続きは次回!確認してよねっ!
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by misosiller
| 2012-02-29 00:49
| K90MX